2018年10月11日木曜日

第27回無人島サバイバルキャンプ

 

 (2018.8.1~8.3)


朝日は昇る


【早起きは三文の徳!!】
無人島の朝日は 本当に早起きさんです。
でも子どもたちのほうが もっと もっと も~~っと早起きさんでした。
もっと寝ていたいスタッフを起こして 漁に出かけています。































科学的に申しますと朝日を浴びると 脳にセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が作られ、
脳が活性化するのだそうです。そして心と体ののバランスをコントロールするとか。
一日の始まりを知ることも希望を頂けるのだそうです。

とにもかくにも  じつにじつに朝日にまどろむと気持ちがいいのです。



【さあ3日間の始まりです!!】

















海はどこまでも青く 最高の透明度♪
子どもたち以上に 大人スタッフも興奮です♪
















27回のうち 中止になった回がないのは不思議ですが
こんなに 最高のコンディションも久々です。
ただ毎日38℃の心地よい?サウナ日は続きましたがね。


海岸からの荷物運びも協力して。

















だんだん 運んでいると できるだけ動かず流れ作業がいいねと進化する。



 




重いもの(水の入った各班のペットボトルケースなど)は 海の中で浮かばせて運び始める。

 


石ころの上は大変だけど、顔見合わせて 力を合わせるって 楽しい♪



 












【さぁ 寝る場所を作ろう!!】
『何もない場所に棒を立てる』 ゆっくりした試行錯誤は本当に楽しい!!
「あれを使えばどぉ?」 「あーすればいいのに」と言いたくなる気持ちを
 ぐっとなだめて大仏になり 温かく???見守る(*´▽`*)

石を使う。
砂を使う。
水を使う。
知恵を使う。
















樹木がある場所は 即ひらめく♪ 「むすべば いいじゃん!!」






















完成してもヽ(^o^)丿

数時間後(≧◇≦)
















いい、いい、これがいい!!
子どもの頃に何度も失敗体験をしてほしい。





















もちろん、「いいじゃん あとで直せば。」って海に行くもよし。
でも よく見ていると 蚊の襲撃を経験している子どもたちは
もくもく 必死に直している♪
いい、いい、これもいい!!




【そうそう、津波対策は大丈夫?って?】

メンバーの中には 70代のスタッフも♪
じいちゃんは保護者の方に出発式の時
「え~このじいちゃん だいじょうぶ?」って思われないか心配してましたが、

でもね、流れ着いた丈夫なロープをつなげて 途中に何個もコブを作り
島の上5メートルに大勢が一斉に逃げやすくする方法も考えてくれました。
















3日目の最後の日 海の中にバク転して飛び込む忍者のような人影!!

それはその27回中最高齢の じいちゃんスタッフでしたよヽ(^o^)丿






【まず漁をする】

 






































【採れた魚が教えてくれる】
釣れた魚と採れた魚が同じ種類なときもある。
こんなに小さな魚が こんなに大きくなることを実感するだけでも意味がある。














こんな大きな魚もいるんだね。ずっしりした重みを感じる体験も じつにいい。
















こんなに小さな生き物もいるよ(●^o^●) やどかりさん


















【火をつける】
スイッチポンのガスもなし。
ほとんどの子どもたちは ほぼ未経験の火を操るのだから 大変だ。


石で風よけを考えている。
すごいな!!















力を合わせている。
すてきだな!!

















火種の置き方を考えている。
しびれるねぇ!!
 
 


















燃やせる材料を考えている。
もう少しだ!!






















マッチは3日 1班 3箱。
 
















そして ついた火は 大切に大切に使われる♪





















 

































【持参した野菜とお米、小麦粉、調味料少々で
できる料理を創作する】










そうそう、行きのバスの中では 『無人島で作りたい料理』を 出し合った。
こじゃれた料理名がボンボン飛び出す。

アジのなめろう、タコのカルパッチョ、海鮮丼、
クラゲの和え物、うに丼、石焼き魚、
魚の姿焼き、寿司、貝飯、エビフライ、シーフードカレー
・・・・・などなど♪


ところがだ、できた料理はこうなった。
見栄えは ・・・ヽ(^o^)丿さておいて。



















海のさざ波をバックミュージックに食べる 無人島レストランは 何物にも代え難い。
もちろん うちで食べる料理が一番最高なのだろうけど、
残さずたいらげる。



【暗闇で過ごす】
こんな まっ暗闇の中で過ごす経験も少なくなりました。
明るく輝く蛍光灯の明かりも ありません。
テレビの明かりもありません。

懐中電灯の明かりだけが頼りの浜辺。















だんだん心細くなるから わざとテンションを上げる子も。
だんだん心細くなるから 早く寝てしまう子も。


でもね1匹2匹 ・・・・・・何匹も『夜ざるひき』が 現れる。
夜ざるひきって 広島県の備北の方言で 夜遅くまで起きていること(^_-)-☆

 

火遊びをして
















炎の周りで語らって
















遠くに見える漁火も 心にしみて
















そんな中の大発見!!
流れ着いた水晶を懐中電灯に乗せてみると  「うっひょ~!!」






























すごいねすごいね!!
大人も一緒に心躍らせ『夜ざるひき』
夜ざるひき連鎖は とまりません。


今回も もちろん 海の水で塩作りも始まった!!
夜になっても 続けてた。
塩を 物々交換の材料に 他のグループに塩を売る♪
材料費は タダ。
材料素材は無限にあるから やめられない。































【無人島で生まれる知恵や 生まれる道具は素朴です。】
ないから生まれ、
ないから作られ、
ないから助け合い、
ないから分け合い、
ないから・・・・・・・・・・・・・ヽ(^o^)丿

『不便・不足・不自由は 生きる力の 大ごちそう!!』

何ができるかなぁ?

















うまみを引き出す知恵♪ ひ・も・の(干物)♪


 
                                                                                                                              
貝を割る知恵♪





 皮をむぐ知恵♪ (ペットボトルのふたで)





木を割る知恵 ♪























しゃもじがなければ つくればいいね♪






















空いたペットボトルで 即席ピクルスや 塩もみきゅうりも出来上がり!!




力を合わせる♪
















物々交換も 生きる知恵だよ♪



















【イカダが生まれる♪】
今年もイカダを作りたい子たちは 別の浜辺で材料を集め
作っていました。
























どんな体験も どんな出来事も
どんなに小さな体験も
どんなにちいさな出来事も

みんな感じ方は様々で
正解は ひとつじゃなくて
だから いいと思う。





だから   『無』になる時間は 時には いいと思う。

(追記  たまねぇは 連チャンの無人島から帰ると 体が当分フリーズするけどね( ̄▽ ̄)ふふ♪)